新潟薬科大学のヴィジュアル・アイデンティティ

新潟薬科大学から長岡造形大学デザイン研究開発センターへロゴマーク(シンボルマークとロゴタイプ)制作の依頼があり、吉川賢一郎准教授と矢尾板和宣非常勤講師が制作し、およそ80案の提案の中から10案をプレゼンテーションしました。(下段にある10案)その後、新潟薬科大学の大学祭で投票を行い、その投票や商標登録の類似調査をもとに新潟薬科大学内の検討委員会で検討した結果、このマークが決定しました。

このマークは、「遺伝子情報=そのヒトらしさ」が詰まっている細胞内のDNA二重らせん構造をモチーフに、NUPALSを「遺伝子情報=大学らしさ」に見立てて表現しています。「新潟薬科大学は、薬学部と応用生命科学部から成る生命科学系の総合大学で、くすり・食・バイオ・環境について学び「ヒトと地球の健康を科学して人類に貢献する」ことを社会的使命としています。開学35 年の節目にあたる2012 年に新たに原点を見つめて進むことを込めて、本学の英語名Niigata University of Pharmacy and Applied Life Sciences の略称「NUPALS」を生命の源であるDNA をモチーフとして表したこのロゴマークを制定しました。 」新潟薬科大学HPより抜粋。http://www.nupals.ac.jp/news/2013/03/post-105.html

クライアントの考えていることや言葉をよく理解するだけでなく、言葉にならない言葉や想いを汲み取り、クライアントの未来を明るくするためにはどうしたらよいかを考えながら、造形的に表現することはアートディレクターやデザイナーの大事な仕事です。もしかしたら、カタチにすることがメインではなく、考えていることをまとめたり翻訳したりするのが私たちアートディレクターやデザイナーの本質的な役目なのだと思います。このマークが新潟薬科大学にとって、よりよいコミュニケーションツールになることを祈るばかりです。なおこの委託業務に関しては、今後デザイン研究開発センターの報告書や展示、ワークショップ・出張講義等で紹介する予定です。